今年初観戦、4万人の味スタでうれしい勝利!/第8節 vs.セレッソ

開幕から早くもナビスコを含めて10試合になろうというにに、今シーズンはまだ一度もスタジアムに行かれずにいた。
しかし、先日のセレッソ戦でようやく味スタのゴール裏へ行くことができた。
テレビでだいたいの試合を観てきたが、やはり全体の動きが広く見渡せる現地は格別のものがある。
自分にとっての今季“開幕”が、まさかチケット完売、4万人の試合になろうとは思わなかった。

久しぶりに下りる飛田給から味スタまで歩く。
実は正月にラグビーを観に来ていたけど、やはり東京の試合のときとは気分が違うもんだ。
倉庫会社のおなじみデカい選手画像が、昨年までのモリゲから権田に差し替わっている。

メインスタンド側を待機列へ向かって歩く西側にグラウンドが見えた。仲間が「昨年の国体時に造った補助グラウンドだ」と教えてくれた。
大学サッカーや東京のユースの試合も行われていると聞き、「へぇ〜」と驚く。
国体以降にも味スタへ来ていたというのに全然気付かなかった。なんたる無知と自分を恥じる。
ちょっとした浦島太郎気分である。
ついでに言えば、ユルネバの伴奏が、今までより早めにフェードアウトしたのはなぜ? これも今シーズンからのものなのか!?
でも、早めに消えたほうがいいみたい。

試合は後半に平山と武藤よっちの2ゴールで快勝。
ポポ率いるセレッソには負けたくなかったし、ゴールや勝利の瞬間はそりゃもう天地がひっくり返るほどうれしかった。
久しぶりに体感するパッション。まさに、このきもーち、とーまらないーぜ♪である。

それにしても、ポポは相変わらずポポだった。
負けず嫌いの頑固者。後半負けてるのに選手をいっこうに交代しない。
あれにはさんざんジリジリさせられたもんだ。まだつい昨年のことなのに、懐かしくさえ感じてしまった。

試合後、秀人に「センセイ、オメデトウ」と言ったらしい。
練習やピッチサイドではやたらと熱いけど、素顔は気さくで人なつっこくて誠実な愛すべきサッカー馬鹿のひとり。それがランコ・ポポヴィッチ

長谷川アーリアジャスールくんも、よくぞ試合後、挨拶に来てくれた。
あのチャントはやっぱり乗るよ、本当に乗ります。そのあとのブーイングで苦笑いしてたね〜。
セレッソではまだ連係がうまくいっていないみたいだけど、東京戦以外では頑張ってもらいたい。

試合後から翌日までは、今年になって一番喜ばしいことなんじゃないかと思えるほどのハイボルテージだった。
そういう気持ちは、帰宅してすぐに書かなきゃダメだね。4日後の今となってはその感情をリアルに再現できませんわ。
一目瞭然ではないマッシモのサッカーについて、少しずつながら分かってくるのも、なかなか味わい深い。

今度はいつスタジアムへ足を運べるのかは、仕事の都合で現在の東京のスタメンのごとく、試合当日にならないと分からない。
でもやっぱり生観戦はいいもんだ。今から楽しみで仕方ない。