2011.3.11を忘れない

三年という年月は過ぎてしまえばあっという間だが、被災地の状況はいぜんとしてほとんど変わらないままだ。
福島は両親の出身地ということで、会津の喜多方を中心に、中通り浜通りに親類がいる。
浪江町津波被害に遭い、さらに原発事故で仮設住宅住まいのままのいとこがもいる。
家族はあちこちに分かれて暮らしているという。

誰に聞いても、あの3月11日の記憶はしっかり覚えている。まるで時間が止まったかのように。
その特別な日だけでなく、その日に端を発した震災の爪あとの現在――原発問題も含めて――を忘れず、つねに感じて生きていくためにも、日頃からなるべく観たり聴いたり読んだりしている。

今週も東京・西武池袋線の江古田で「第3回江古田映画祭 3.11福島を忘れない」というイベントが開催されているので、金曜日に行ってきます。