2014年初の味スタ観戦

ちょっと時間がたってしまいましたが、1月5日(日)に今年最初の味スタへ行ってきました。
といってもサッカーではなく、この日はラグビートップリーグ
この日の対戦はサントリーサンゴリアス東芝ブレイブルーパスの“府中ダービー”という好カードでした。
この日、午前中に行った国分寺コメダ珈琲でスポーツ新聞を見てこの試合を知り、そのまま自転車で飛田給へ向かった次第。

ラグビーはその昔は秩父宮やコクリツへ結構行ったものですが、行かなくなって久しくなり、なんとトップリーグになってから初めてのことです。
愛称がついたチーム名には、なんだか照れくさいような違和感がありました。
しかし、勝手知ったる味スタの新年初観戦がラグビーになるとは思ってもみませんでした。
観客はメインとバックのみで、両チームの社員の方々を中心に構成された応援団が声をあげていました。

社会人のラグビーチームは強かった当時の新日鐵釜石のファンでしたが、その時期以降はとくに応援するチームはなし。
しいて言うなら府中市を本拠地とする東芝府中サントリーですが、どっちがどうというわけでもなく、出身大学の選手が数人いるサントリーの肩を持つことにしました。
それにビール製造会社と原発製造会社なら、やっぱり前者かな……と。

そんなふらちな気持ちで観戦しましたが、試合は追いつ追われつのシーソーゲームでものすごく見応えがありました。
デジタルの時間表示は後半40分をすぎてロスタイム、スコアは30-29でサントリーがわずか1点のリード。
ここでセンターライン付近でサントリーがファウルを犯し、東芝ペナルティゴールを選びました。


試合後は両チーム選手が相手応援団にも挨拶。やっぱりラグビーだなぁ。

いくらなんでも距離は長すぎるし、通常では難しい。
これが入れば逆転だけにイチかバチか、最後の賭けで右脚を振り抜いたのは、この日PG5本を決めてキック絶好調の東芝・小川。
ボールは正確なコントロールで距離をぐんぐんとゴールへ向かっていったが、あと2m伸びればというところで失速していまい、これにてノーサイド
にわかファンの応援の甲斐あってか、サントリーサンゴリアスが1点差で勝利を収めました。

ひさびさのラグビーは面白かったし、東京の試合以外の味スタ、しかも普段は座ることのないバックスタンドからの眺めは上々でした。
味スタでラグビーも悪くないけど、Jリーグ開催時期にやった日にはただでさえアレな芝生が、さらにハチャメチャなことになりかねないので困りますけどね。