二度あることは三度・・・/第15節 vs.浦和

「暑い」「アツイ」「あついっ!」

朝から何度つぶやいたいことだろう。
午後2時半すぎ、浦和美園駅に着いて階段を下りすと人は数えられるぐらいしかいなかった。
風はほとんどなく、駅前のフラッグは暑さで気怠くうなだれているように見える。
左側の浦和と真ん中のJリーグのはダランとしているのに、右側の東京のフラッグだけが何故かたなびいた瞬間、「よしっ!」と右手の拳を握りしめる思いだった。何の意味もないことだけど。

相棒Wは仕事を終えてから来るので、埼スタへ向けて1人でのたりのたりと歩いた。
体中から一気に汗が噴き出してくる。
数時間後に何万人もが集まり、プロサッカーの試合があるとは思えないどよーんとした午後の空気。
今年も間違いなく、しっかりと暑い夏がきた。

生ビール半額の300円は本当にありがたかったなあ。
グビグビグビグビと4杯飲んでしまった。
もちろんうまかったですね。
最近の猛暑は体に厳しいけど、これがあるからやっていける。
もう古いけど「うまいんだな、これが」というビールCMのセリフは今でも新鮮によみがえります。

しかし、ハーフタイムに買った最後の4杯目。
試合終了の笛が鳴った後、コップにわずかに残った一口分を飲み干したら、温くて、苦くて、まずかった。
やっぱりビールは熱気にさらした状態で放置したまんまじゃ、鮮度や味覚が落ちてしまいますな。
うまいものでも、早いうちにさっさと飲み干してしまわなきゃダメ。
涼しくなる秋以降なら別だけど。

だから、そうなんだって。
選手が暑さで動けなくなったら交代して、そこからまたリスタートしなきゃダメなんだ。
この季節はね。
中断前の鹿島戦、広島戦、そしてこの浦和戦と、後半45分、我がチームの監督はほとんどタッチライン際にぴったりと立ちすくんだままだった。
二度あることは三度あった。

もう明日、正確に言うと今日は新潟戦だ。
真夏の炎天下での過密スケジュール。
代表日程との絡みがあるのは重々承知しているけど、ここで試合を詰めるしかやり方はなかったのかな。

Jリーグのお偉いさんは、どうも選手やファン・サポーターのことよりカネのことばかり考えているように思えてしまうのは気のせいか?
よーくかんがえよう、おカネはだいじだよ♪ って言うけどさ、それは分かってるんだけどね。
しかしなあ・・・。

☆☆★★★★☆☆☆△★☆★★△

【J1第15節】浦和2-2東京
2013年7月10日(水)/埼玉スタジアム2002/19:35キックオフ/[観客25,638人]
得点:前半11分三田啓貴/後半11分長谷川アーリアジャスール/後半36分興梠慎三(浦)/後半41分原口元気(浦)