秀人とモリゲ/第12節 vs.清水

テレビを録画にて帰宅後に観戦。

前節・湘南戦逆転負けのいやなムードを引きずらずに、2-0で勝利。
今のところ首位を走る大宮は別にして、暫定順位とはいえ2位以下はダンゴ状態になりつつある。
連敗は避けたかっただけに、この清水戦勝利は大きい。
週の間にナビスコ新潟戦があったことも、気分を切り替える意味でも良かったかな。
いや、新潟に勝ったからいいものの、もし負けていたなら、この試合を迎えるムードは選手も応援する側も、もっと深刻だったかもしれない。

高橋秀人が先制ゴールを決めたあと、何人ものチームメイトが駆け寄ってきたが、一番喜んでいたのは森重のように見えた。
秀人とモリゲは同い年、だけど東京に入団するまでのキャリアはまったく異なる道を歩いてきた。
キャラクターもプレースタイルも正反対というイメージだが、最近はむしろ共通項が多いと思っている。
昨シーズンの開幕前のキャンプでは同部屋で、いろいろ話して刺激を受けたと、当時の雑誌に載っていた。
かつてナオとモニがそうだったように、いい影響を与えあっているのだろう。

秀人がゴールを決めたあとに出来た祝福の輪が解けたあとも、モリゲが秀人と肩を組む光景がテレビ画面に映し出された。
湘南戦での秀人のアレがずっと頭に引っかかっていたのだろう、自分がゴールを決めたときより嬉しそうに見えた。
なんだか少年サッカー小僧のような感じで微笑ましかったなあ。
それにしても、ポポは選手に対する信頼が厚い。ナビスコ新潟戦でも清水戦でも秀人を先発から外さなかった。
今シーズンここまで今ひとつ精細を欠いていた秀人だが、これで底を脱したにちがいない。

土曜日にはなんとしても、絶対に、必ず勝ちたいアウェイでの鹿島戦が控えている。
この試合を最後に1ヵ月以上の中断期間に入ってしまうので、青赤欠乏症になることは必至。
久しぶりに遠い遠いあの地へ足を運び、もつ煮とハム焼きを食べるつもりである。
その前に、たまっている仕事をガシガシと片付けなくちゃ。
あと、今朝からのどが痛くてどうやら風邪のようなので、悪化しないように気を付けないと。
たかだか1試合のサッカーに行くだけなのに、まったく楽じゃない。でも、トーキョーはやめられないのだ。

☆☆★★★★☆☆☆△★☆

【J1 第12節】東京2-0清水
2013年5月18日(土)/味スタ/19:04キックオフ/[観客 24,003人]
得点:後半8分高橋秀人/後半16分ルーカス