シビれる6年ぶり勝利/ナビスコカップvs.鹿島

終日仕事で、ケータイ速報のチラ見もままならない劣悪なコンディション。
居ても立ってもいられずトイレに潜り込んで見たときは0-1で鹿島がリードしていた。
得点者は「やっぱり」という感じの大迫、ダヴィよりましか。いや、そういう問題じゃない。
しかし時間はまだあるし、きっとやってくれる、きっと……と念じつつ仕事を再開する。

ここから時間がピョーンとジャンプして、次に速報を見るのは午後6時半すぎになってしまった。
結果は2-4で東京が鹿島を相手に2007年以来の勝利!
しかも内容は、前半終わり際に千真で同点にし、後半はルーカスで逆転、忠成で突き放し、東でダメ押しと、3人が揃って今季初ゴール。
まさかこのような展開で勝つとは思ってもいなかった。ク〜〜〜ッ、たまらんです。

何もかもがうれしいのだが、何がうれしいって、やっぱり一番は忠成の移籍初ゴールが決まったことだ。
夜のスポーツニュースで観ると、東が放った左後方からのワンバウンドのクロスをヘッドで角度を付けて合わせていたけど、あれは簡単じゃない。
試合後は弾けてたなあ。東京ユース出身の李忠成、初めてのシャー、いい光景でした。

開幕戦からここまで鋭い動きで惜しいシュートは何本もあった。
「惜しい」じゃダメなのは本人が一番感じていただろうから、1本決まり、今後はリラックスしてゴールを量産していくのでは。
ゴールだけだなく、東が決めた4点目のアシストのようにチームの勝利に貢献するプレーもすばらしかった。
チームの勝利に貢献するプレーに精神的な成長が感じられた。

気持ちを前面に強く出すタイプだけに、他の選手にもそれはそれは大きな刺激になっている。
特に同ポジションの千真、それに平山もひそかに燃えているはず。
2001年から東京を眺めているが、思い返しても今の忠成ほど強烈な個性は思い出せない。
ヤザーも個性的だったって? いや、そういうあれじゃなくて…。

こういう試合を現場で観たかったな。遥か鹿島まで行かれた方々がうらやましいです。
こんなときに カシマに行けないなんて〜♪(←「雨上がりの夜空に」のサビのメロディで)


ヤマザキナビスコカップ Bグループ第2節】鹿島2-4東京
2013年3月23日(土)/カシマサッカースタジアム/16:00キックオフ[観客11,839人]
得点:前半28分大迫勇也(鹿)/前半45分+1渡邉千真/後半12分ルーカス/後半32分李忠成/後半33分ダヴィ(鹿)/後半36分東慶悟