幸先よし/第1節 vs.大分

昨年に続いてアウェイでのリーグ開幕戦となりました。
最終節がホームになるぶん、昨年と今年のパターンの方がありがたいです。
優勝争いが最終節までもつれ込んだ場合、ホームで決まった方が嬉しいに決まってます。
悲願のJ1リーグ優勝を目前に控えて超満員に埋め尽くされた味スタ。いいねえ!

妄想はさておき、対戦相手はプレーオフを経て劇的にJ1復帰を果たした大分トリニータ
仕事を終わらせ、テレビ放映のある店に滑り込んだのは前半20分あたり。
画面を観て目が点に。なんだよ! スコアは0-1で大分がリードしているではありませんか。
早くも大分は守りに入り、がっちり引かれてゴール前をふさがれるのではと、悪い予感が走りました。

それでも今年の東京はひと味違い、千真、アーリアのゴールで逆転勝利。
2人とも、よくぞああいう場面で落ち着いて確実に決めてくれました。
きっとポポは大声で「ブラボー!」と叫んでいただろうな。
昨年はああいうのを結構外すことが多く、しょっちゅう「ア〜〜ッ」と悲鳴を上げてましたもんね。
最後まで集中していたし、まだまだこの時期なりの調子ながらもナイスゲームでした。

この試合で一番強く感じたのは、選手のシュート意識の高さ。
がむしゃらな、そして「俺が決める!」という強い意欲が伝わってきました。
ポポヴィッチ体制2年目で戦術の浸透がさらに進化しているのに加え、李忠成という強烈な個性の入団が、攻撃的ポジションの選手たちへの大きな刺激になっているのは間違いなし。
新聞や雑誌で述べられていた今年の東京についての評判や評価について、自分の目を通して少し実感できました。

つぎはホーム開幕の柏戦。
強力な外国人2人に加え、さらにあの広州恒大からあのFWクレオを入団させ、その他にも充実した補強をして万全の態勢で新シーズンを迎えています。
ACLもあるから大型補強は当然といえば当然なのですが、そんな柏とどんな戦いになるのか、大いに楽しみです。

それはそうと、東京は先発メンバーがどうなるのか、試合当日まで分かりません。
しばらくはこんな感じなんでしょうね。実におもしろい。
くれぐれも出られなかった選手はクサらずにいてほしい。
今シーズン最初の味スタ、3万人は入ってほしいものです。
ぼちぼち、のどの調子を整えなきゃいかんですな。それに花粉症対策も。

【J1 第1節】 大分1-2東京
2013年3月2日(土)/大分銀行ドーム/19:04キックオフ[観客17,055人]
得点:前半17分チェ・ジョンハン(大)/前半26分渡邉千真/後半12分長谷川アーリアジャスール