主に今ちゃんのことですが/vs.千葉+札幌

J1復帰とJ2リーグ優勝が決まって2週間余り、久しぶりにブログを書いている。
けっして燃え尽き症候群になったわけではない。
今シーズン唯一無二の目標を達成した余韻にゆったり浸っていた――ということにしておこう。

ホーム最終戦・千葉戦後は忘れることのできない時間になった。
J2優勝表彰式での選手・スタッフ、その他チーム関係者みんなの笑顔を見たとき、昇格と優勝が本当なんだなと実感した。
熊さんのあいさつは素直な言葉に満ちあふれていて、男気を感じるものだった。

ドロンパのキャップをかぶった平松にしゃべる機会を与えたのは誰だったのだろう。素晴らしいアシストだった。
アキレス腱断裂という大ケガからの復帰が長引き、今シーズンも棒に振った平松だが、久しぶりに見た明るい笑顔とおなじみのほんわかトーク、それと十八番のエア乾杯は胸にしみた。


↑平松トーク炸裂!

その後、選手たちがゆっくりと時間をかけながらスタンドの応援者に向かってあいさつして記念写真や、熊さん胴上げ1回落とし、熊さんシャーなどなど、たくさんのいい場面があったけど、一番うれしかったのは今ちゃんの大喜びする笑顔だった。

着ていたユニフォームをゴール裏スタンドに投げ込み、とうとう封印していたシャーまで披露してくれたのだから。
東京に移籍して以来、あんなにうれしそうな今ちゃんを見たのは初めてだった。
主将としてプレーだけでなく、ミーティングなどの機会には言葉でチームをまとめてきた1年。
やっぱり今季の東京のMVPは今ちゃんで決まりだろう(次点は羽生さん)。

札幌での最終節は試合を見れていなかったのだが、現地に行った仲間からは「今ちゃんが前半おかしくて2失点にからんでしまった」という報告メールが。
「珍しいな、さすがの鉄人も疲れが出たのかな。それとも第二の故郷での試合だけに気持ちに何かあったかな!?」と、余計なことまで考えてしまった。

そして昨日のスポーツ紙には「今野、ガンバに移籍濃厚」という記事が出た。
今ちゃん自身は口を閉ざしたままなのだが、もはや移籍決定的な書き方ではないか。
でも毎年の事ながら、この時期の記事はアテにならないから、気にしないわけにはいかないが、正式発表があるまでこれっぽっちも信じてはいない。

もっとストレートに言おう。
今ちゃんには出ていってもらいたくない。
できることなら現役生活はずっと東京で送ってもらい、骨を埋めてほしい。
異論反論あろうが、これが完全に理性を抜きにした自分の今ちゃんに対する気持ちである。

自分だっていいオッサンだから、「プロなんだから年俸の高い方に…」とか「本人の成長を考えれば」という考え方は当然、心得ているつもり。
正式に移籍が決まったら、例によってそのときは「しゃあねえやな」と断腸の思いであきらめ、気持ちを切り替えるしかない。
しかし現時点では断固としてNOだ! 物分かりのいい大人にはならずに駄々をこねてやるぞ。

東京フロントにおかれましては、誠心誠意ならびに粉骨砕身の奮闘努力のうえ、最大限の引き留め策を講じていただくよう、深くお願い申し上げる次第である。

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【2011 J2 第37節/味スタ/24,241人】 東京1-0千葉 [得点者/後半32ルーカス]


☆★△△☆★△☆△☆☆☆☆☆△☆☆★☆☆★★△☆☆☆☆☆☆☆△★△☆☆☆☆★(←やっぱり有終の美を飾りたかったですね!)

【2011 J2 第38節/札幌ドーム/39,243人】 札幌2-1東京 [得点者/前半40分内村(札)・前半45+2分内村(札)・後半35分谷澤]