こんな勝ち方もいいもんだ/vs.徳島

今回はテレビも観られず携帯で勝利を知りました。
1回目に見たときには永里が決めて1-0のあと。
2回目は前半終了時、3回目は後半開始15分後ぐらい。
そして4回目のときにナオの追加点を知り、つぎが試合終了時。
2-0で勝利、この結果にはニンマリ。
でも結構押された内容だったことを知ったのは、ちょっと時間がたって仕事を終えたあとでした。
たしかにスタッツのシュート本数を見るといつもと逆だわな、こりゃ。

試合後の選手のコメントを読むと、水曜に北九州戦があったから1週間で3試合の過密日程で疲れがあり、思うように動けなかった、とありました。
そんな中でも昇格圏内にいる徳島を相手に勝ち点3。これは大きいです。
もはや頭1つ抜け出したかのように見られる東京ですが、もっと確実なものにするには、ライバルとの直接対決では必ず勝つことに尽きます。

点を獲れる試合では容赦なく大量得点を奪って圧勝する。
相手に力があり、ヘタすれば失点もあり得る試合では守るべきところは守り、攻めるべきチャンスでは確実に得点を奪って勝つ。
勝ち点3を積み重ねることが一番大事な今年の東京ですから、結果的にはどちらの戦い方でもよいでしょう。

こうした試合を繰り返しながら知らず知らずのうち、選手全員に“勝利への執着心”や“勝者のメンタリティ”のようなものが身についていくと思っています。
それこそが今までの東京に不足していたもの。
もし本当に身についたのだとしたら、J2での1シーズンはFC東京にとって大きな意義のある経験だった……なーんて来シーズンになって語れるのが理想なのですが、こんな話をするのはまだ早すぎますね。

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【2011 J2 第30節/鳴門大塚/9,118人】 徳島0-2東京 [得点者/前半16分永里・後半32分石川]