森重・高橋の同い年ゴールで快勝/vs.岡山

テレビを通して観たカンスタのスタンドには、ホームもアウェイも予想以上にたくさんの観客が集まった。
さすがにフクアリの千葉vs湘南の9228人には及ばなかったが、こちらは関東同士。
カンスタは土日の試合でも観衆はだいたい8000〜9000人ということを考えれば、平日にしては大入りでしょう。

前半は岡山の中盤でのプレスも結構きついし、ゴール前の守備ブロックもガッチリ固まっていた、「これは点取るのは簡単じゃないぞ」と思われた。
それでも森重がドンピシャヘッドで決めれたのが試合の流れを大きく変えた。ホントにいい時間帯だったなあ。

後半に入ると1点リードの東京は、ぎこちない雰囲気もありつつもパスをつなげてポゼッションしていく。
岡山の選手に疲れが見え始めたので「このままでいけそう」という雰囲気が漂い始めた。
だが一方では「1点差はわからんぞ」の思いも、連勝中ながら相変わらずよぎってしまう。

そんな心配を完全にかき消したのは高橋の見事なプロ初ゴールだった。
それにしても、よくフカさずに打ったもんだ。
最近の東京で、ああいう形でつなげてあのぐらいの距離からミドルが決まったゴールは記憶に薄い。
試合後に権田から「変な喜び方してた」と冷やかされたそうだが、ゴールパフォーマンスは選手それぞれに個性的な方が楽しいので、よろしいんじゃないでしょうか。
6番の極めて控えめなガッツポーズとか、13番の恐怖の投げキッスとか(笑)。

自分なりには徳永のアグレッシブな動きが目を引いた。
ダイナミックなドリブルでPA内に切れ込んでシュート!(しかも惜しかった)という場面が2回はあった。
本職の右サイドバックに復帰してからだいぶ試合をこなしたので、ようやく感覚を取り戻したのかもしれない。
あのフィジカルだけに夏場に強そうだし、今後もガンガンいってもらいたい。

暑さと中3日とアウェイということを考えれば、しっかりと勝ち点3をゲットできてよかった。
これでまた次の試合まで心おだやかに……なーんて時間的余裕はなく、もう次は明日ですよ、明日!
ゲゲゲの鬼太郎デーのホーム味スタ鳥取戦。
どうやらボンジョルノ長友が観戦に来て、入団決定のルーカスが試合前に挨拶するとか。
埼玉県北部での仕事があるため九分九厘諦めていたのだが、どうにかしてスピーディにやることをやって駆けつけるつもり。
果たして思うようにうまくいくのだろうか、乞うご期待(誰が!?)。

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【2011 J2 第2節/カンスタ/8,403人】 岡山0-2東京 [得点者/前半40分森重・後半30分高橋]