ようやく選手間に声が出てきたそうで…

ホベルト全治4ヵ月ですか。仕方ないですね。その代わり、完治した暁には必ず戻ってもらいたいものです。
このまま東京からドロンパッ、といなくなってしまわないことを祈ります。
こういうのを負のスパイラルというのかもしれませんが、よくもまあ続きますね。
負傷の原因を練習内容やフィジカルコーチなどの責任にするのは簡単ですが、そうした因果関係の有る無しは専門家に任せるとします。

草津戦での情けない敗北後、小平での練習はどんなもんかと思いましたが、思いのほか明るい雰囲気のようです。
火曜日には石川が紅白戦に顔を出し、さらにランニングでは先頭に立って全員をリードしたとのこと。

そして仲間からの報告によると、今日水曜日にもやはり試合形式の紅白戦があり、そこではセザーと羽生が2トップを張っていたそうです。
終わったあとも羽生はセザーとあれこれ意見交換をしていたみたいです。
さらに、嬉しいことに試合中には、今までにないほどに選手の間で声が上がっていた様子。
災い転じて福となす、になればいいんですけどね。

前回のエントリーでは「もはや監督を替えるしかない」と書きました。
今もその気持ちは変わっていないのですが、わたしの見方をよそに、唯一その決定を先延ばしする可能性が出てきました。
それがさきに書いた意見交換、選手間のコミュニケーションの増加です。

今季、東京がここまでもたついた試合を続けているのは監督だけでなく、選手たちにも問題があるのですが、最大の欠点がコミュニケーションの欠如だと思います。
クラブの今年度スローガンに掲げられている「自立」なんて、残念ながらここまでこれっぽっちも感じられませんでした。

しかしここにきて、羽生や石川といったチーム内では年長の選手が自ら声を出し、さらにプレー上の意見交換を積極的に求めていくという流れは、親分肌やツッコミ系キャラの少ない東京にはあまり見られなかった現象。
熊さん采配の拙さを凌駕してチーム内の雰囲気をアグレッシブな方向へ導く可能性を秘めています。
ひいてはプレーの活性化を招き、一気に得点が入るサッカー、勝てるサッカーへと向かうかもしれません。

そんなポポポポ〜ンと魔法のようなことがあるもんか……と思うところもありますが、案外こうしたシンプルな部分から集団意識の変化が始まることは、社会人の方なら仕事や勤め先とかで一度くらいは経験あるのではないでしょうか。
まあ概して、わざわざ気持ちを別の方向へ向けたがるやつがいたりして、思うようにうまくいかなかったりするのですが。

ということで、そんな今週の小平事情をを引っくるめて日曜の湘南戦では期待して、ゴール裏から声を張り上げます。
個人的には依然として熊さんの監督継続には大いに疑問なのですが、湘南戦に勝ったら当然のように解任はあり得ませんよね。
監督交替のためにも負けを望んでいるんじゃないかって?
いやいや、そこまではひねくれちゃいません。もちろん絶対に勝ってもらいたいと思っています。