明日は3年ぶりのダービー

いよいよ明日は2008年以来3年ぶりとなる東京ダービーです。おとといの札幌戦試合終了後の選手のゴール裏挨拶が終わったあとですぐさま“ヴェルディだーけにーはー♪”が始まりました。しかし、あのときは煮え切らない戦いぶりを見せられた直後だけに、「負けられないのはヴェルディにだけじゃないだろ〜、ったく」という気分でした。もちろん今は違いますけどね。

カテゴリーがJ2に変わろうとも、どんなに互いに傷を負った状態であろうとも、ダービーはダービー。ユースの選手が「ヴェルディには絶対に負けてはならない」を徹底的に叩き込まれるのと同様に、我々ファン・サポーターにも“最大の敵”という意識が全身にしみ渡っています。今まで何度、とくに東京ファンでもない友人に「なぜFC東京はヴェルディを敵視するのか」を力説してきたことか(苦笑)。

ヴェルディはここまでリーグ戦勝ちなしの3敗で現在最下位。しかし昨シーズンもたしか中盤まで低迷していたのが少しずつ調子を上げていき、終盤には「もしや緑が昇格、東京降格か?」という最悪のシナリオも頭をよぎりました(まあそれに近い結果でしたが…)。今年も昇格争いのダークホースとなり得る戦力だと思うし、何よりもダービーですから東京はまったく油断できない相手です。

東京としては何が何でも1年でJ1に復帰することが至上命題なわけですから、この辺でもたついているわけにはいきません。声をかけ合い連係の意識を高め、相手にとって脅威となるミドルやサイドからの速い切り崩しでゴールのネットを揺らし、土肥ちゃんの悔しがる姿を見たい。クラブ、チームを取り巻くネガティブな空気、負の連鎖を断ち切るきっかけにしたいものです。

さて、ついさっきお昼頃に味スタへシート貼りに行ってきました。前日シート貼りなんていうのはナビスコ決勝のとき以来かな。いや、開門時間を調べるつもりで相手の公式サイトにいき、[シート貼りによる入場待機位置確保について]と書いてあるのを目にしました。「12時半まで隣でユースの試合も観るし、貼っておいた方がいいかなぁ」ということで行ってみると、ユーロスポーツ脇の通路ズラリと貼られていて、その数はにはすでに100近くに達していましたね。

シート貼りしたら一気に気合いが入ってきました。3年ぶりの味スタアウェイゴール裏で試合前にはユルネバを、試合後には眠らない街を高らかに歌いましょう!