まもなく開幕ということで…

新シーズン開幕までいよいよあと4日に迫りました。ブログを更新しなかったこの2週間ちょい、オフィシャルサイトやトーチュウ記事のキャンプ報告を眺めてはフムフムうなずく日々が続きました。正直なところ、この時点では「新シーズンはまだ先のこと」という感じでした。

ところが、20日に小平で関東学生選抜との練習試合を見たら一気に気分は高まりました。大竹や谷澤にはスタメン奪取への強いアピールが感じられましたし、徳永や森重には昨年の悔しさを晴らす! という強い意気込みが早くも感じられたものです。動きの激しさに。

一昨日のPSMにも現地へ行きたかったのですがそうもいかず、試合後に経過や結果を知った次第。先制点を奪われ、その後同点にするも勝ち越せずという試合展開を携帯速報や実況板で見て、「ムムッ、これでは昨シーズンと変わらないではないか」とやや目がうつろになりかかりました。

しかし試合を観た方からのレポートを見ると、課題残りながらもPSMとしては大方まずまずの評価のようで、「ならばよしとしよう」と思い直した次第。課題が数々残されているのは仕方ないとして、あと数日のなかで草津戦の反省を生かして少しでも進化した2011版の東京を土曜の味スタで見られることを期待します。

いうまでもなく今シーズンの“J2優勝”ではなく“1年でJ1復帰”が最大目標です。優勝は常に復帰を意識し、気持ちを集中させて戦った結果としてついてくるもの。「そんなのどっちでもいいじゃん」という話もありますが、このあたり自分にしては珍しく? ミョーにこだわっています。

とはいえ道のりは思うほど楽じゃないであろうことは、謙虚に肝に銘じています。あちこちの予想ではダントツで1位東京になっており、客観的に見ればたしかにその通りだと思います。しかしそれは結果であって、過程は険しい岩山あり、激流ありでしょう。J2は想像以上にかなりハードにして、タフさを要求されるワンダーランドに違いありません。昔も今も東京は器用じゃないし(笑)。でも楽じゃない冒険の方が達成感は大きいってもんです。

今シーズンばかりは、力石徹という男を倒したい一心でボクシングに没頭していった野生児・ジョーのような勝利への飽くなき執念を見せつける1年にしてもらいたい。「J1復帰へ向けて戦った2011年。あのシーズンの東京は凄かった」と後世に語られるような歴史的な1年に。そんな想像をしてはハラハラ・ドキドキ・ワクワクしている今日この頃です。