リスタートの時が来た/vs.京都

ちょっと前までのまさかが現実になりました。昨夜、飲んでいるうちはまだ身にしみてはいなかったのですが、帰宅後にニュースで喜ぶ神戸の選手、サポーターを観たらいっきに実感が湧いてきました。文句なしに悲しかったです。

昨日の1試合で降格が決まったわけではありません。勝てない日々の続く中ではきっとそのうち……という思いがあったが、その日はやってきませんでした。危機感が足りないとよく言われてましたが、今になってその意味が分かった気がします。

J1に昇格して11年目のシーズンで迎えた本格的な試練は、これまでの“東京らしさ”だけでは乗り越えられませんでした。来季はチームも、そして我々ファン・サポも東京流の力強さと泥臭さを身につけていくべきなのでしょうね。

あってほしくないことですが、選手やスポンサーにも大中小の変化があるでしょう。そんな中、絶対に変わらないのはファン・サポの応援する気持ち。そうですよね? この試練はきっと、東京がでっかく進化するための通過儀礼なのですよ。1年間限定の。

それはそうと、今朝のスポーツ紙には我らがクラブの社長の移籍に関するコメントが。降格決定直後というのに、用意していたかのような答えには神経を逆撫でされましたな。「まだこれからのことなので」とか言えなかったもんですかね〜。

選手たちにとっては心身ともに疲れ切った状態だろうし、3週間後の天皇杯は難しいコンディションかもしれません。しかしだからこそ我々が、ただの天皇杯準々決勝ではなく自信を取り戻すためのリスタートという空気を作っていきましょう!