勝っても、まだまだ/vs.マリノス

やはり記念すべきチーム500ゴールをゲットしたのは平山でした。帰宅後、テレビで観ると米本が俊輔のもつボールをカットし、そのこぼれ球を落ち着いてシュート。ゴール後、平山は両膝で芝に滑り込みましたがあまり滑らず、そこに同じ丸刈りのヨネがうれしそうにドーンと乗っかってきて、何だかいい場面でした。

2点目はよくあのコースに撃ったもんです。ドローがちらつき始めた時間に決まっただけに、ただでさえ気迫がみなぎっていた昨日の東京ゴール裏は興奮のるつぼに。ゴール後の東京ブギウギは3回もやってましたが、まだ残り時間もあったのでそこまで調子よくノリきれず、2回でやめておきました。

平山2ゴールでの勝利は、現在東京が置かれた状況下ではとても意味のある出来事です。誰が決めても1点は1点ですが、平山相太が決める得点は確実にチームに元気をもたらします。好機にいっこうに決められないときには溜息、罵声も飛びますが、これも彼への期待の大きさの裏返し。ずっと今の調子で頼むよ、ホントに。

これまで何度となく衝撃を与えられてきた試合の終わり際。昨日はロスタイム4分の表示にも焦る気持ちが起こらなかったのは、選手の落ち着きが自分に乗り移ってきたのかも。明らかに試合の締めくくり方が、以前に比べればですが、うまくなりました。一時は失っていた自信を取り戻したんですね。

ここ最近、本格的な残留争いの真っ只中にいながら感じることは、「応援の力は間違いなく選手に通じる」ということ。この期に及んで何を今さらなのですが、あらためてそう実感します。現実的には必ずしもいい結果につながるとは限りません。でも「やらなきゃもっとダメなのだ」という気がしています。

あさっては天皇杯。メンバーはどうなるか分かりませんが、こちらもリーグ戦同様に「絶対に勝つ」という強い気持ちで臨むべきです。残留優先だから天皇杯は無理をしないで、という考えには反対です。勝って元日決勝への希望を残すことは、残留争い最終盤へのビタミンになるにちがいありませんから。



↑いつもは新横浜駅から歩いていたが、今回初めて小机駅から行ってみた。西門側にあったオブジェ、どこかで見たことあるような…こういうのはどこにでもあるのでしょうね