今週のアラカルト/vs.大宮

前節・大宮戦の夜は翌朝早くに信州での出張仕事へ出かけるため、敗戦後のせつない酒を飲む間もなく準備をして早寝してしまった。それからバタバタしながら今日までに至る。先週はとても長く感じられたが、今週は一変してあっという間に日々がすぎていく。

さすがにこうしたチーム状態のなかでは5日もたつと、今さら試合を振り返ろうにもすでに気持ちが週末の湘南戦へ向いているため、気が乗らないもんだ。やはり試合後のブログ更新は早いに越したことはない、とあらためて実感した次第。

少しだけあの日、試合後の自分を振り返ると、大熊新監督初戦敗戦は残念だったが、半面、試合終了の笛から選手がメインスタンド下へ消えていくまでブーイングや野次の類は聞かれず、かなり気持ちが安らいだというのが素直な心境だった。

火曜日には街中でチラチラ視線に入るサカマガの表紙を気にしつつ、とうとう我慢ならずに夕方すぎに購入し、近くにあったマックに入り一気に全記事を読み切った。スクランブル発進の熊さんだが、東京の現状をしっかり把握していることがよく分かった。

それにしても、解任発表が19日日曜だったから先週号では触れられなかった大熊新体制の東京を、ドカンと巻頭の特集で扱ったことには驚きと感謝である。よく知らないが、かつて降格危機にあるクラブを単独で特集したことがあったのだろうか!?

ここにきて最大の朗報は米本の実戦練習復帰。先週23日に小平へ行った仲間から「ヨネが完全合流している」と報告があり、チーム情勢から無理して調整ペースを早めたんじゃないだろうな……という考えがよぎったが、それは単なる思い過ごしだったようで何よりである。

そして今日夕方には、ザッケローニ新監督による初の代表メンバー発表があり、今ちゃんと権田が選ばれた。これも実にうれしいことだ。かつては違ったが、もう最近は「代表に持っていかれて……」という考えはやめにした。怪我の心配はあるが、それは考えても仕方ない。それにしてもザックさん、よくぞ権田を選んだなぁ。

2週目に入った小平でのクマトーキョーのハードトレーニングに、選手は少しずつ慣れてきたのだろうか。ナオのブログを見ると眉間にシワ寄せての重苦しい時間ばかりではなく、笑いもあるようなので、それはそれで一安心。気持ちに緩急をつけながら内なる闘志を燃やしてもらいたい。我々ファン・サポも同じくだが。