ドローだったようで…/vs.清水(ヤマザキナビスコC)

この試合、何も観ていません。仕事が延びに延びてしまい、途中経過はもちろん、試合結果を知ったのも23時過ぎで、その後メールで味スタへ行った仲間からざっと様子を教えてもらった次第です。ここまで何も知らずの時間が長かったのも珍しかったので、携帯で結果を見る瞬間の緊張感たるや、大変なものでした。

何も観ていないので想像の世界だけで内容を語るのはやめにしておきます。ただ、このドローにより来週の2ndレグで清水はスコアレスゴローでも準決勝に進出できるという精神的余裕ができたのですね。どうぞどうぞ、ゆったりとお休みください、という感じです。

今日の試合でも岡崎が先制点を獲った時点で、実は勝った気分だったのかもしれませんが、そうは問屋が下ろしませんって。それでもなお、「いまのF東相手には、次は最低スコアレスドローは堅い」みたいな気分があるのでは? 「窮鼠猫を噛む」ということわざを、どうぞお知りおきのほどを……(東京は窮鼠かいw)。

まあ実際のところ、こちらにはそんなくだらん皮肉めいたことを言ってるだけの余裕はないのですけどね。束の間のガス抜きです。ただでさえメチャ暑くてしかたない中で、なんとか東京の試合で一服の清涼剤をと願いつつも、思い通りにいかない今日この頃ゆえ、どうぞお許しくださいませ(汗)。

試合後のコメントを見ました。城福さんの言葉で印象に残った部分が2点。両方とも森重に関しての質問への回答です。
1つは、ヘッドの強い森重をFWで使う考えは、 の問いに対する「それに同意も否定もできません。なぜなら2ndレグがあるので(苦笑)」。
もう1つは、出停明けの森重が得点したことは本人にとってもチームにとってもいい影響では、に対する「彼と僕は、この試合にかける思いを共有していました。(中略)このゲームの重要性というものを僕と彼は共有していたと思います」。

この2つの受け答えには、現状における城福さんの強い思いが込められていると感じました。ひと言で言うなら、「厳しい状況を認識したうえで、それでもまったく何一つ諦めることなく、今後も力強く戦い抜く意志」といった印象でしょうか、そんなようなメッセージとしてとらえてしまいました。

当然ながらこちらにも「地獄の底まで応援」の意志は固まっているのですが、監督のこんな言葉を聞けばなおさら力が入ってしまいます。ヌルい? 危機感が足りない? 現実逃避? まあ批判されたい方は何とでもおっしゃってください。ファン、サポの「異常に高すぎるチームへの危機感」は「百害あって一利なし」と思ってますので。