マイ・スウィート・ホーム

われらがホーム・味の素スタジアムで、さる14日(土)・15日(日)の2日間連続でEXILEのライブコンサートが開催されたとのことです。どのくらいの観衆なのだか全然知らないのですが、とにかく大変な人出だったのだと思います。

そもそも味スタでライブを観たことがないので、ステージや観客席の配置やレイアウトがどんなふうなものなのか、まったく想像がつきません。少なくともメインスタンド側にはステージを設置しないことは分かります。時間によりますが、日没近くなるとバクスタ側の観客からにはまぶしくて仕方ないはずですからね。

何年か前、京王線新宿駅に頭をリーゼントに固めた男衆がやたらと多い日がありました。、年の頃だと自分と同じぐらいの40代中頃〜50代前半といったところ。少数ながら女性も交じっていましたが、皆が皆、明らかにレトロなファッションでした。

それはちょうど僕が中学生・高校あたりの頃、ツッパリ系によくいた昔懐かしいスタイル。Tシャツや首に下げたタオルをよく見ると、あの稲妻のような書体をした〈E. YAZAWA〉の文字が! ここでようやくピンときました。永ちゃんこと矢沢永吉のライブが味スタである日だったのです。

飛田給駅周辺は、ビジュアル的にはさぞかし異様な雰囲気だったと思います。リーゼントおじさんが大集合したわけですから、ポマードの臭いが漂っていたのでしょうな。駅前ではラジカセで「ファンキーモンキーベイビー」流して踊りまくったり。これ、全部想像ですけど。

もっともEXILEのライブでも、また独特な雰囲気なのですかね。じゃあどんな感じなんだと問われても、よくわからんですが。駅周辺の店は大繁盛だったにちがいありません。結構なことです。 駅前の「ますや」さんは、鳥の唐揚げや焼きそばなどをどれだけの数だけ作ったのかが気になります(そもそもライブのときでも売ってるのかな!?)。

そんなわけで、年に何日間かはライブコンサートに集まった大観衆によって芝生が踏みまくられてしまうのです。ここを本拠地とする東京(+緑色のチーム)の関係者からすれば、芝生の状態が大丈夫なのかが最大の関心事となります。

過去にもコンディションの悪化は何度も問題化しましたね。しかし昨年でしたか、従来とは別種の芝を混ぜた形で張り替えが実施され、整備管理も以前より入念になったことから、以前のような劣悪な状態にはならなくて済んでいるようです。

今日の広島戦はEXILEライブ後、初めての試合です。味スタでコンサートが行われることに関しては、2001年に開設して5年目ぐらいまでは芝生問題もあって大いに不満でしたが、最近はスタジアム経営の諸事情を考えれば仕方あるまいと納得しています。ずいぶん大人になりました(笑)。

ただし! 明日スタンドに入って芝生が悲惨な状態であったなら、再びブーイングです。ホームスタジアムだというのに、プレースタイルに支障があるなんてもってのほかです。もちろん最近の良好な整備態勢からすれば、心配するようなことはないとはないと思っています。

万一問題ある場合には、おわびとして来年の開幕戦にはEXILEに来てもらいますか。実現したら飛田給はエライことになっちゃう。いくら味スタが満員になっても、それじゃあちょっと困りもんですね。試合開始前に歌い終わったら、どっと帰っちゃったりして……。

さて、あり得もしないアホなこと言ってる場合ではありません。明日は前節の悔しさを払拭するためにも、非常に大事な試合です。腹の底から声を出して応援してきます。ホームで待ちに待った勝利を挙げ、喜びの美酒に酔えるといいですね。


↑まったく本文とは関係ありませんが、城福さん1年目の2008年11月30日ホーム最終節・対新潟戦ではベンチうしろ側のシートがこうしたものが張られていたのを覚えてますか。「シーズン最後まで応援しよう!」とクラブが呼びかけ、小平でファン・サポが寄せ書きしたんですよね。この試合は赤嶺の83分決勝ゴールで1-0の勝利でした。今年も「最後まであきらめない」の気持ちは同じです