真夏の湘南で温泉のススメ

日曜日は湘南ベルマーレ戦。東京は2000年シーズンからJ1に上がり、一方対照的に湘南は2000年から昨シーズンまでずっとJ2だったので、平塚の競技場へ行くのは初めてのことです。それどころか電車で平塚駅を下りるのなんて、子どもの頃に有名な平塚七夕祭りに行って以来かもしれません。

買ったチケットはアウェイゴール裏の立ち見自由エリアで、傾斜も緩やかなので見づらいという、古めの陸上競技場にはありがちな造りのようです。それでもやはり、初めてのスタジアムへ行く前はいつでも楽しみなものですね。

試合開始は18時なので、昼すぎまではどこかでちょっと海水浴、なんて考えている人も中にはいるのでは。たしかにそれも夏ならではの、かなり魅力的なプランです。ところがオジサンの考えることは少し(かなり?)違うのです。当日一緒の観戦仲間に伝えたプランはこれ。

湘南天然温泉 湯乃蔵ガーデン→競技場

実は、ここにはかつて平塚から船で沖釣りをした帰りに寄ったことがあるんです。その時も夏で、汗だくになった後だけに気持ちいいのなんの。地下1500mまで掘って湧き出たという源泉に加え、館内の造りもわりと落ち着いた感じで、私のスーパー銭湯ミシュランでは星2つ半といったところです。

なぜここに行くのか。最大の理由は場所にあります。なんと、今回試合のある競技場のすぐ隣りにあるのです。前に行ったときも「湘南がJ1に上がってきたらサッカーがてらここに来よう」と話していました。今回ここに、実現の日がやってきたわけです!

とまあ、力説するほど大したプランでもなんでもありませんけどねっ。試合時間がもっと早ければ競技場→風呂の順にするところですが、平塚はけっして近くないので試合後に入ってくつろいでいるうちに終電を逃しかねません。そんなわけで正午前後に入ることに決めた次第です。

同行する相棒からは「ジョーダンじゃないよ、温泉なんかに入ったら出た後に汗かいてしょうがないじゃん!」という意見が出なかったわけではありません。しかし出がけに水風呂にじっくりと浸かって体を冷やせば、爽快な気分で試合開始に臨めるのです。たぶん(笑)。

当日は初めて東京の試合を観る知人が参加するもので、少々お楽しみ(!?)の要素を加えてこんなふうに予定してみました。ちなみにちょうど現在、湯乃蔵ガーデンでは8周年記念感謝祭開催中で、生ビール・ソフトクリーム半額のほか各種特典がある様子。入館料金は、土日祝は大人(中学生以上)850円です。

さてさて湘南戦ですが、筑波大との練習試合の結果のみを踏まえるとしたら、先発メンバーの予想はちょっとばかり立てにくくなりました。前節の大黒、リカのスタメンに平山が発奮したかのごとくのゴール数ですが、プレーの実態やいかに。こればかりは観ていないのでよく分かりません。ナオもどうなんでしょうか、気になります。

誰が出ようとも今度こそ勝ち点3を確実にゲットし、気持ちよく湘南の1日を締めくくりたいもの。暑さを忘れる一番の清涼剤は何といっても東京の勝利ですから。