衝撃の瞬間あれこれ

前回エントリーで書いた通り、先週水曜から入院していました。人生初の手術は何の問題なく済んですでにに土曜午前には予定通り退院したのですが 、午後になって筋肉注射を受けた左腕がポパイのように腫れ上がってしまってビックリ。

おまけにその影響で首筋と両肩が痛くなり、それが月曜まで続いたもののようやく痛みは消えてホッとした次第。腕の腫れはまだ残っていますが、こちらの方はじきに治まるのを待つばかりです。

この間、東京のナビスコ予選突破、それに日本の初戦カメルーン戦勝利とめでたいサッカー話題が続きましたね。まさか数ヶ月前には病院の中でW杯開幕を迎えるとは想像もつきませんでした。まあこんなことは今後はあり得ないでしょうから、いつまでも記憶に残ると思います(笑)。

ナビスコの結果は病室のベッドの上で携帯情報で知りました。4人部屋に入院患者たまたま1人だけという個室状態。勝利の結果を知った瞬間、遠慮なく「よっしゃ〜!」と声に出していたら看護師さんが「消灯時間ですよ〜」と部屋に。すぐに寝られるはずはなく、しばし1時間ほど携帯で試合結果に関する情報を眺めてました。

日本対カメルーン戦のあった月曜日は朝から首筋と両肩の痛みがきつかったので午後に病院へ行き、痛み止めを出してもらいました。それを飲んで「そのうち痛みがなくなるだろ」と思いつつテレビの前にだらしなくドテーンと横になりながら迎えた午後11時のキックオフ。

結果はすでにご存じの通り、松井のクロスから本田のシュートが決まり、その後守りきっての日本勝利。本田ゴールの瞬間は頭に血が昇り、ガバッと起き上がり思わず拳を握りしめてしまいましたね。しばらくするとアラ不思議、まもなくすると痛みが消えてしまいましたっけ。

やっぱり応援するチームのいい結果は最高の良薬のようです。実際は痛み止めの薬がちょうど効き始めただけの話なのですが、「病は気から」という言葉はあながち間違いではないと思っているので、今回はちょうどいいタイミングでいい勝利がありました。おかげで体調はもうほぼ回復です。

というわけで、先週水曜から今週月曜までの病人モード期間中に開幕した今回のW杯。すでに何試合も観まくっていますが、ついさっき終わったばかりのスペイン対スイスはすごかったですね。攻めまくる優勝候補を相手にスイスが稀少なチャンスに奪った1点を守り勝利!

開始から終了まで終始途切れなかったスイスのディフェンスにかける集中力には心を動かされました。これを観ていた方はきっと思ったことでしょう。「つぎのオランダ戦、日本がもしかしたら勝てる戦い方はこれしかない」と。ぜひやってもらいましょう!

サッカーは最後まで何が起こるか分からない――なんてことは分かりきっているはずなのですが、それが現実になってみるといつでも衝撃的なものです。ライブでは観られなかったものの、ナビスコC大阪戦での梶山ゴールの瞬間もそうだったのでしょう。

中断明け神戸戦までの1ヶ月間は、W杯でさまざまな衝撃を受けることを楽しみにしたいと思います。