7人の予備登録メンバー発表方式に疑問

残念なことに代表23人には選ばれなかった石川、徳永ですが、予備登録の7人に入りましたね。7人の顔ぶれを見ると、「このメンバーの方がおもしろい活躍をしてくれそう」と感じた人も多いかと思います。23人のうちの誰かがケガなどで出場できない場合に備えて……というネガティブな理由付きではありますが、それはさておきうれしいことです。

この発表を受け、あのモニがナオに「しっかり準備しとけよ」と激励メールを早速送ったそうですね。そういう自分は2006ドイツ大会で緊急招集されたときにハワイへ旅行中で、ホノルル→東京→ボンという強行移動をこなした自分の経験を込めてのアドバイスだけに、妙な説得力が感じられます。

それはそうと今頃ここで言っても始まりませんが、今回のJFLの発表方式には疑問を抱かずにはいられません。大多数の他国と同じように、やはりまず30人を発表し、その後に合宿練習の様子を見て6月1日の最終登録時に23人に絞るという流れの方がよかったのでは……と思っています。

この絞り込み方式で思い出されるのは98年フランス大会でのカズ、北澤、市川の落選。そのときの判断の賛否は別にして、本番直前の合宿練習の状態を見て決めることで選手は高い意気込みやモチベーション、いい意味での緊張感を保ち続けることができると思うのですが、いかがなものでしょうか。