“反撃の5月”といこう!

前節のガンバ戦からの1週間、なんだかものすごく長く感じたのは自分だけ? 気持ちの切り替えはもう済んだのだから、さあもう早くつぎの試合をやってれよ〜……と、待ちに待った広島戦である。

このところの苦戦続きの問題点は、なんといっても点が入らないこと。これに尽きる。前試合後、城福さんはPA内での精度を口にした。もちろんの通りなのだが、言われ尽くされている通り、シュートまでに至る攻撃の組み立てがなっていない。

失点はやむを得ない部分もある。自チームがリードする場面をつくれずに後半を迎え、相手がアグレッシブにくれば、それはことの拍子で点を奪われることもあろう。東京はインテルの守備陣とは違うのだから。

明日は満を持して、いよいよ梶山がボランチで先発出場するらしい。他のメンバーはどうなるのだろう。今ちゃんは得点力不足解消のために前に上がって梶山とダブルボランチを組み、試合開始よりブンブン飛ばしていくのか。

異論はあるだろうが、僕はこの戦い方で試合に入ってもらいたいと思っている。その場合、徳永は本職の右サイドバックに入り、長友は左サイドバックへ。サイドハーフは右に石川、左に羽生。これでどうだ!という感じのメンバー構成である。

フォワードは……正直言って平山を先発で使うべきか否か、自分の中でははっきりした見解が出来上がっていない。このまま平山を外すとさらに凹んでしまいそうな気がしてならない。これはまったくの老婆心にすぎないのだが……。

で、今回は赤嶺先発であってもよいと思っている。これは最前線にいる指揮官の判断に任せよう。どちらであろうとも、相棒はリカか。なんだかんだ言っても、試合に出て馴染んでもらうしかない。そしてジョーカーに重松健太郎

センターの2人は森重とヨングンとなることが予想されるが、広島相手にいきなりはコンビネーションに不安が伴う(ああ平松!)。ただ、ヨングンの本職CBでのプレーは長い時間観ていないので、楽しみな部分はある。

最後にキーパー。塩田はいつ出ても高いモチベーションでやってくれる選手。東京の選手の中では強いキャプテンシーを持つキャラクターである。本人はもちろん先発で出たい気持ちだろうが、「すまないけど、もう少し権田に時間を与えさせてくれ」という思いで、やはり権ちゃんでいきたい。

いずれにしても、明日の広島戦からのW杯中断前までのリーグ戦4試合は闘う気持ちを高く高く高ーくもって臨んでもらいたい。さあファンファーレを鳴らし雄叫びを上げ、東京の五月革命スタート!“反撃の5月”といきましょう!!

現地には行かれず、明日は仕事帰りにテレビ観戦ができるか否かも定かではない。ガンバ戦も観られなかったし、もうサッカー欠乏症で干上がっちゃいそうです。今夜のうちに広島風お好み焼きでも食べちゃおうかな。