きっといける。/vs.鹿島

ホーム味スタで鹿島を相手に1-1のドロー。
毎度おなじみ、懸案となっている昨年度0勝2分け8敗グループを相手にした今季初白星とはいきませんでしたね。
でも試合後の心境はといえば、勝っていないにもかかわらず今シーズン一番と言ってよいほどにポジティブな気分であります。


「勝ち点3を取り逃した」とか、あるいは「よくぞ勝ち点1をゲットした」とか、そんなことは今日の試合に関していえば二の次。
「まもなく東京のサッカーは上昇してくる」と、今さらながらに強く再確信した一戦でした。
理由ですか。そりゃもう、なんてったってリクツではなく直感でしょう(笑)。そんなもんです。
いやもちろん、直感を抱くまでに至る自分なりの要因やら根拠がないわけではありませんが、終わって数時間後の現在はまだそれらを言葉にする気にはなりません。


今夜の試合では終了の笛が鳴るや、選手たちの多くは緑濃くなりつつある味スタの芝に倒れ込みました。
90分間、終始見せ続けた勝利への闘志。やはり2日間の非公開練習はダテじゃありませんでした。
結果につながらなかったとはいえ、あのふがいない日本代表の試合のあとだけに、よけい心を打ったのかもしれません。
マスコミをはじめ世間では「王者」とか呼ばれるチームを相手に、互角かそれ以上の気迫で戦った東京の選手たちを見て、「夜明けは近い」とニンマリした次第なのです。


すんなりスムーズに右肩上がりモードへまっしぐらとはいかないかもしれない。
まだまだ今後もいくつもの試練や我慢のしどころが待っていることも。
それでも今シーズンの東京はやっぱり最終的には、きっといける。
そんな気にさせるようなターニングポイントとなる試合だったと、個人的には思い込んでしまいました。
この清々しい気持ちのまま今夜は寝るとして、明日には録画した鹿島戦をもう一度じっくり見直すことにします。


【追加】試合後に倒れて心配された権田に何事もなくて本当によかったです。