やっぱり開幕戦勝利はいいもんだ/vs.マリノス

祝、2010年の初戦勝利! やっぱり、せっかく毎年ホームで開幕戦やるのだから勝ってくれなくちゃ。J1昇格以来負けなしだったのが、2007年から暗転して3年連続して黒星続き。今年から再び足スタでの開幕戦は絶対に負けないモードに突入といきたいものです。あ、来年も味スタでの開幕と決まったわけじゃありませんがね。

試合内容は大方の人が感じた通り、あまりムービングしきれていませんでした。パスミスが多く、中盤でボールが行ったり来たりの落ち着かない展開。雨でピッチコンディションがよくなかったということもありますが、同じ条件ながらアウェイのマリノスの方がややポゼッションに優っていたようなので、それも理由にはできません。

ヨネの穴を埋めるべくボランチに起用された徳永の是非が意見の分かれるところだと思います。たしかにミスはありましたし、ボールを持ったときの動きはSBとは勝手が違うせいか、迷って時間がかかっているうちに失ってしまうケースもありました。でも、僕はそれほど悪くなかったんじゃないかと思います。

ボランチといえば本職の今ちゃんをはじめ、ソウタン、高橋、ヨングン、松下、北斗、平松(順不同!)など、本職ではないがボランチもできる選手は何人かいます。それでも城福さんが徳永を使ったのは、徳永の順応性の高さ、経験に基づく判断力、それとキャプテンシーの目覚めに期待してのことだと思っています。

とくに最後の点については、城福さんが「最年長の羽生は黙っていてもキャプテンのようなものだから」と、あえて背番号2にキャプテンマークを巻かせたことからも、さらに高い次元へのステップアップを望んでいるのでしょうね(実は背番号2を見るとまだモ・ニ・○ッと反応してしまうのですが)。

そんなわけで梶山が本調子にもう少し時間がかかりそうなので、今しばらくボランチは羽生+○○ということになるでしょうが、徳永でよしという考えです。右SB椋原は攻守共にかなり進化してましたし、今ちゃん・森重の鉄壁CBも替えたくないですし。さてさて、どんなもんでしょうか。


平山相太、代表バーレーン戦ベンチ入りできなかった悔しさをバネに開幕戦で大噴火して岡ちゃんにアピール!と勝手に妄想していたのですが、前後半90分その気配なし。「ヒラヤマァ〜…」とがっかりしていた矢先、ナオのドリブルからのクロスを中央でDFを集めた赤嶺がスルーし、フリーで受けた平山がワンタッチでゴーール!!!

最後の最後にやってくれました。終了まぎわの後半ロスタイムでドンと右脚ひと振りで決めるなんてカッコよすぎるぞ。ゴール後の投げキッスは相変わらずビミョーな気分にさせられたが(笑)。マイケルダンスで決めるというウワサを耳にしていたのだが、あまりに突然のことだったので忘れちゃったのかな!?

とにかく苦戦しつつも勝ち点3を取れたことはうれしい限りです。新入団選手が連係を高めていき、負傷者が復帰してくれば、もっともっと楽しい東京のサッカーが見られるはずです。ナオ、平山、徳永は東京で岡ちゃんのメガネに止まるようないいプレーを続け、再び代表入り→W杯を目指してもらいたいです。