開幕前夜のゲンかつぎ

胸の内で数えてきたカウントダウンの数字はとうとう「1」になりました。この日をどれだけ待ち続けたかと言えば、12月5日に最終節新潟戦が終わった瞬間から。天皇杯は終わっていたし、不景気で忘年会は激減するしで、なんだか物寂しい年末でしたからね。

そしていよいよ明日に迎える新シーズンの開幕。今年期待することは、とにかく「リーグ戦最終節まで優勝争い」に尽きます。そのためにも、昨年の上位4チーム+浦和に対する「0勝8敗2分け」のような極端なことのないようにしてもらいたいです。

新年は平山のハットトリックで幕が開きました。あの「イエメンの爆発」が2010平山大噴火の予兆であると信じています。先日のバーレーン戦ではベンチに入れず相当に悔しかったと思いますが、「気持ちはリーグ戦に切り替えたッス」と彼らしい控えめな(内に闘志を秘めた、ともいう)コメント。遠慮するこたぁない、明日の開幕戦ではガツンとハットでも決めちゃって、岡ちゃんがメガネを飛ばすくらい驚かせてもらいたいですね。

監督や選手たちに「〜もらいたい」「〜してほしい」ばかりではいかん。そう思って、今週は僕なりのゲンかつぎで前にもここで書いた荻窪の立ち飲み屋「やき屋」で一杯飲んできました。元来、あまりゲンなどかつがない方なのですが、昨シーズンを通して試合の週にこの店で飲むとその直後の東京は勝つ確率が高い、という事実に気づいたのです。

5〜7月頃は週1回ペースで「やき屋」へ行って白星続き。8月頃は忙しくて帰りが遅いことが多くてその店に寄ることができず、機を同じくして東京は不調モードに。秋風が吹き始める9月になってから「やき屋」に再び通うようになると東京は実に強く、ナビスコ優勝も達成!

かなり主観的かつ身勝手に分析しており、果たしてそのゲンかつぎの精度がどの程度のものなのかは怪しいというウワサもありますが…でもいいんですよね、ゲンかつぎなんていうのは本人がその気になっていれば…ですよね! え、違う? そんないいかげんなもんじゃないだろって!? う〜ん、そうかも。

監督や選手もやっぱりゲンをかつぐ人、そうでない人がいるでしょう。かつぎ派は今夜あたり、何かしら実践しているんでしょうな。結果がいい方に出るような気がするなら何でもやって損することはありません。何かしら心当たりがあるならば、ゲンをかついででも今年こそは開幕戦白星発進といきたいものです。