今季花粉症戦線の途中経過

日曜日に茨城県筑波山の見えるところにある管理釣り場へ行ったら、左隣の座ったNさんがすごい勢いでくしゃみを連発しているではありませんか。Nさんはベテランの花粉症被害者なのです。
「いやあ、今日はアタリが少な……ヒッヒッヒッ、ヒ〜クション! ヒ〜クション!!!」
話している最中もくしゃみが入り交じり、なかなか会話がままならない状況。口の悪い仲間は「豪快にくしゃみするから魚が散って全然釣れないよ」と冷やかしますが、Nさんもこの辺の対応は慣れたもの!?で「くしゃみに驚いて油断している魚を釣るのが腕の見せどころでしょ」と、意味不明な切り返しをしていました。

実は僕もキャリア7年ほどの花粉症中堅組。本来ならこの季節、Nさん同様にくしゃみをする側に回っているはずなのですが、今年は今のところ問題なし。2月のはじめにムズムズッとしただけで、その後は特に症状が現れることなくここまできています。

今季は当初昨年より多めという話もあれば、一方では昨年が冷夏ぎみだった影響で花粉の飛散は少なめとか、情報が錯綜しています。自分が今のところ大丈夫とはいえ、これが万人に当てはまるわけではなく、Nさんのように例年通り苦しんでいる人も多いはず。まったく一筋縄ではありませんね。

病気というのは、自分がその身になると初めて真の痛みや苦しみがわかるものですね。花粉症もそうでした。僕も以前はくしゃみ連発で涙目の友達を「いやはや、悲惨だな〜」などと半ば笑い飛ばしていましたが、自分がなってみて振り返るとひたすら反省、ザンゲするばかりです。

スタジアムでのくしゃみ交じりの応援は過去に経験ありますが、あれはどうも集中力に欠けていけませんな。鼻水をかむことも頻繁で周囲のあわれみの視線(単にうるさいだけか)も浴び、いやはやまったく情けない。今年は何とか穏やかな状態のまま花粉シーズンが終わることを願います。

選手はどうなのか、と思いちょいと調べてみると東京の選手ではありませんが、川向こうのクラブのこの選手が毎年花粉症に悩まされていたようです。先日はリーグ戦開幕を目前に控えて顎を骨折し、本当にお気の毒でした。花粉症の方は大したことないとよいのですが。

4月4日の多摩川クラシコ出場は難しいでしょうけど、GW過ぎあたりには復帰できるのでしょうか。その頃にはスギ花粉は間違いなく収まっていますから、そちらの方は安心ですね。ナオも同じですが気持ちを強くもち、W杯代表選出を諦めないでもらいたいです。