明日がその日

チケット発売日あたりの時点では「あ〜まだ先のことだなぁ」と思っていたナビスコ決勝だが、いよいよ1日後まで迫った。最近、電車で千駄ヶ谷信濃町間を通過するときにチラリと見える国立競技場を何となく意識してしていたが、明日はようやくあそこへ行く。

2004年以来のタイトルを目前に控えた大一番。でもあの時とはまた違った思いが胸をよぎる。勝ちたい気持ちは同じだが、それ以上に「なんとしても勝つべき、勝ってもらいたい」という想いが今回は強い。前回は「エーイ、初タイトル獲っちゃえ!」みたいな、もっと軽いノリだった気がする。

今シーズンの戦いぶりはその戦績通りに紆余曲折、出入りの激しいチーム状態。その間にはさまざまなハプニングやアクシデントが交じりながら、今日まで来ている。何度も何度も苦境に立ちながらも、チーム自体は確実に進化しているといってよいだろう。

ならばやっぱりこの辺でひとつ、「タイトル」という目に見える形でのいい結果がほしい。それはきっとクラブに、スタッフ・選手に、そして我々ファン・サポーターに幸福感と満足感と期待感と発展・向上意欲をもたらし、さらにはえーと……とにかく喜びを味わいたいのである。

ここまできたら優勝したい。これじゃ前回と変わらない!? まあ平たく言えば、そんなもんです。“優勝することの意義”はたくさんあるが、それはまた追って考えるとしよう。毎日毎日FC東京のことを考えている人たちにとって、腹の底から「ウレシイ」と思える瞬間が、ちゃくちゃくと近づいている。


↑決戦2日前、日曜日の小平は1500人が来場。「あ、ナオが歩いてる」とか「長友、大丈夫そうだね」など、いろんな声が飛び交っていた。小平の後は公約通り!? 国立の市民祭り「天下市」へ行ってフジさんと握手してきました!