ナオ、長友、そして赤嶺/vs.磐田

ひさしぶりにうれしい勝利でした。このところ湿りがちでゴールが奪えない攻撃陣でしたが、厚みのあるいい形での3得点だったと思います。ロスタイムでの決勝ゴールなんて、ドラマチック。普段はもっと楽に勝ってほしいけど、たまにこういうのがあると興奮度は高まりますよね。

仕事が遅くなるので味スタへは行かれないので、帰宅後にMXの録画を試合情報を完全遮断のうえで観ることに決めていた。帰りの電車の中で、ついつい習慣的にケータイでJリーグ速報を開きかけて危うく寸止め。家に着けばテレビではスポーツニュースが始まりチャンネル変更。風呂に入り、はやる気持ちを抑えてビールを飲みながら録画中継を観た次第。

そんなわけで、前半途中で若干の眠気を覚えつつも石けんで2回顔を洗うことによって克服し、歓喜の時間を迎えたのは日付が変わった午前2時過ぎとなってからとなってしまった。今回の試合は結果が結果だけに情報遮断が功を奏し、現場観戦さながらに「よしっ」「いけっ」と声が出てしまった。東京のゴールはもう大変、とくに赤嶺の決勝点のときといったらもう、いやはやなんとも……。

試合後、三田さんからのヒーローインタビューで赤嶺は「シーズン中盤あたりでいろいろありましたが、入れられてよかったです」と話していた。一時はかなり具体化したかと思われる磐田への移籍話のことだろう。ワンタッチでのシュートが持ち味の走らない選手と思われがちだが、最近ひそかに(?)守備に走っているのを知っている。

全員が最後まで運動量が落ちることなくよく動き、よく走っていたし、勝とうという意識を持ち続けているのが伝わってきた。こういう試合を待っていたのですよ。“反撃の秋”スタートはこれから! リーグ戦上位陣は一進一退を繰り返している混戦モードに突入した模様なので、そこに参加させていただきましょうね。

それにしてもイグノっていい選手だなあ。浄さん、ナオの動きを見事に読んでましたね。さすがです。元気なプレーを見られてうれしかった。