練習試合は満員御礼/vs.YSCC


小平へ行ってきた。水曜に練習試合を行うのは知っていたが、時間を忘れていたので東京のオフィシャルサイトで確認すると、11時開始と判明。何の根拠もなく「たぶん午後だろう」ぐらいに思っていたので、10時ちょっと過ぎた頃に大急ぎで家を飛び出した。

自宅から小平グラウンドまでは30〜40分あればたどり着く。不思議なことに、電車やバスといった公共交通機関を使っても、自宅からグラウンドまで直接自転車で行っても、所要時間はそれほど大きく変わらない。その代わり、自転車の往復経路はかなりマニアックなところを走っていくことになる。人には説明できない道のりだ。

小平は3ヵ月ぶりぐらいだろうか。グラウンドにたどり着く前から青赤グッズを身につけた人が多く、早くもかなりの混雑を予感させる。案の定、現地に着くとすでに大人数が駆けつけていた。僕はずんずんと見学エリア最奥部のネット際にいき、持参した折りたたみイスにまたがった。

パッと見で人数を当てるのは苦手なのだが、ざっと300人はいそうだ。ちなみにその後、試合が始まってからも続々と駆けつけ、ハーフタイムまでにはたぶん800人?までに達していただろう。何しろ多かった。シルバーウィーク最終日、自分もそうだが東京応援者にとっては恰好のイベントとなった。隣にいた人は葛飾区から来たって言ってたもんなぁ。

試合相手のYSCCとは、横浜市中区本牧に本拠を構える「横浜スポーツ&カルチャークラブ」。NPO法人で関東1部リーグに所属し、昨年はあのFC町田ゼルビアと戦っていた。J参入は考えず地域に根ざしたスポーツクラブ活動に徹しているようだが、しっかりまとまったサッカーをするチームだった。中でもいい動きでゴール前に走り込む左SHが大いに気になったので、HPで調べると、流経大出身23歳の中村竜也という選手だった。


↑前節は出場停止だった平山の頭はまたきれいに刈られていた

↑ハーフタイムにレギュラー組を集め城福さんがレクチャー。みんなちゃんと聞いてる?
試合は東京が2−0で勝利した。前半30分ぐらいまでがレギュラー組、前半の残り+後半はサブ組で戦った。1点目は梶山のミドル。ちなみにレギュラー組FW平山の相棒はユースケで、気合いを入れて動いていた。磐田戦は先発なのだろうか。レギュラー組の達也は負傷したナオの抜けた右SH。赤嶺はサブ組FWで2点目を決めた。


↑ナオの負傷の度合いはまだ不明。それほどじゃなければいいが……

そのナオだが、その姿は終始ピッチサイドにあった。同じく負傷の大竹とともに軽いフィジカルトレーニングを続けながら、チラチラ試合を眺めていた。磐田戦、出てほしい気持ちはヤマヤマだが、ここはやはりきっちり治してもらいたい。今シーズンもかなり押し詰まってきたが、11月3日も含め、まだ先に大事な試合があるのだから。

それにしてもシオの声は相変わらずよく通る! サブ組で出ていた背番号37の練習生選手などはシオに自分の名前を叫ばれるたび、振り返ってはそのコーチング通りの動きを見せていた。俺たちのシオは健在なり。ゴンちゃんの成長著しい今なお、絶対に手放したくない東京のお宝選手のひとりである。

↑シオの響き渡る声を聞くと「小平にきたなぁ〜」と実感してしまう