今夜もナオは止まらない/vs.名古屋

ひと月半ぶりのホーム味スタ。新しい芝に期待をふくらませ、飛田給から歩くのも何だか早足になってしまいました。そんなこと言うわりには、座席に着くと芝のことなど忘れてしまい、いつものようにゲーフラの準備で汗かいてましたけど(笑)。

ナオの得点はなんとまあビックリ、キックオフしてわずか3分。ドリブルで3人ほどをかわして打ったまでしか見えず、シュートの弾道ははっきり確認できませんでした。一瞬遅れて気がつけば入っていたという感じ。しかしリプレイを観るとやっぱり素晴らしかった。このタイミングで、ここしかないというコースに放たれたシュートでしたね。

代表正GKの楢崎をもってしてもセーブできなかったのですから、非の打ちどころがありません。視察にきていた岡ちゃんもきっと、身を乗り出してメガネの奥のギョロ目をパチクリさせていたことでしょう。どうです、いいモン観られたでしょ?

今の東京攻撃陣は、ナオ・カボレ・平山・羽生の連係が本当にうまくいっています。「俺が俺が」ではなく、誰かが決めてくれたら、という意識が強く感じられます。カボレが決めた2点目など、昨シーズンには見られなかったような流れから生まれたゴールだったと思います。





この日のゴール3人衆。試合後、達也は久しぶりのヒーローインタビューにうれしそう


このところ、注目しているのは試合前のシュート練習です。4月あたりの1得点しか獲れなかった頃と比べ、明らかに選手たちに気迫がみなぎっています。みんな、自分のシュートがいかにしてゴールの枠内に収まるかをしっかりとイメージしながら取り組んでいる感じ。これもナオ効果なのかもしれません。

名古屋は攻守両面にわたり、全体的に集中力が不足している感じ。とくにディフェンスはなんだかもうボロボロでしたね。昨シーズンとは雲泥の差です。こんな状態でACLを戦えるのだろうか、と他チームながらちょっと心配してしまいます。ま、それはそれとして、この勢いで水曜の試合もいただいちゃいましょう。