W杯南アフリカ大会出場決定に乾杯!

東京12チャンネル(現テレビ東京)の「三菱ダイヤモンドサッカー」でワールドカップを観て育った僕なんかからすれば、4大会連続4回目の出場といっても気分は新鮮だ。出場することが当たり前じゃない世代だから、ワールドカップがドリームステージであることは今なお変わりない。

試合後、全選手が集合して撮影するそのなかには、うれしそうな笑みを浮かべる今野と長友がいた。我らが応援するクラブ所属の選手が、世界中のサッカー小僧にとって憧れの舞台への出場権を得たことを本当に誇らしく思う。

正直なところ一時期、東京の選手が代表に招集されることがそれほど嬉しくないこともあった。より具体的にいえば、土肥が代表招集されども試合には出ないまま、実戦感覚を落とした状態で東京に戻ってくるのが残念で仕方なかったのだ。

でも、最近は少し考えが変わった。今野、長友には代表の試合で活躍し、その経験で身につけた空気を小平で、味スタで他の選手たちに吸わせてあげてもらいたい、と思っている。それがプロフットボールクラブであるFC東京の進化につながるもの、と確信している。

ワールドカップ出場決定は本当によかった。が、本大会へ向けての日本代表のチーム作りはこれからが本番。選手にしても、またこれから代表入りを目指す熾烈な争いが始まる。1人でも多くの青赤戦士が日本代表として南アフリカへ行くことを願わずにいられない。

海外でのワールドカップ観戦は、いつかは実現させてみたい僕にとってのドリームステージ。来年になったらきっと行きたくなっちゃうんだろうな。ウ〜ン、それにしても近くない国だ。大分はおろか大阪あたりのアウェイ遠征にも行かれない今日この頃だというのに。夢のまた夢とはいえ、観戦を想像するだけで心が弾む。

南アフリカといえば、金やダイヤモンドなどの鉱物資源豊かな国、それに悪名高きアパルトヘイトを撤廃させた闘士でありノーベル平和賞受賞者であるネルソン・マンデラの国。都市の名前はケープタウンヨハネスブルグ。あとは何だろう。よく知らんぞ、ちょっと調べてみるとするか。