サイモン&ガーファンクル来日決定!
7月にサイモン&ガーファンクルが来日する。東京では東京ドームで2日間の予定になっている。まったく知らなかったのだが、電車の中吊り広告が突然目に飛び込んできてビックリ。“奇跡の来日”というキャッチがつけられているが、まさにそんな印象だ。
かつてポール・サイモン、アート・ガーファンクル、それぞれがソロとして来日したコンサートには足を運んだことがある。だけどやはり、2人並んでステージに立ったライブを見てみたい。50万人(味スタ満員の10倍!)を集めたという81年のニューヨーク・セントラルパークでのコンサートのDVDを観るたび、ずっと夢に見続けてきた。
屋根付き野球場でのコンサートには毎度ウンザリだが、収容人員の関係上やむを得ないのだろう。日比谷野音あたりでやってくれたらうれしいのだけど、それは無理かな。ならばせめて東京国際フォーラム、中野サンプラザぐらいの空間でゆったり聴きたいものだ。
それはさておき、「これは行くしかない」と決意を固めかけた頃、音楽趣味の合う友人Oから「事後承諾になるけどチケットの予約取ったから。行くだろ?」というメールが入った。待ってましたとばかりに「行くよっ」ということで決まり。7月11日の土曜が今から楽しみでならない。ちなみに翌12日は味スタで名古屋戦。幸運にも重ならなかった。
誰もが知る「明日に架ける橋」はサイモンの意味深い作詞・作曲にガーファンクルの澄んだ声による熱唱が重なり合う、彼らの代表作だ。何度繰り返し聴いても、いつもハートの奥まで響き、勇気のようなものを与えてくれる。9.11アメリカ同時多発テロ発生後のある一時期、打ちひしがれた全米の人々の心が、この歌によって癒されたという。
いま、苦境にある東京のスタッフや選手にはユルネバに加えて、この「明日に架ける橋」でガッチリと応援、サポートしたい。特に、おそらく最近は心休まることがないであろう城福さんに、ぜひ贈りたい一曲である。荒れた海はきっと治まる日がやって来る。
When you're weary Feeling small
When tears are in your eyes I will dry them all
I'm on your side When times get rough
And friends just can't be found
Like a bridge over troubled water I will lay me down
Like a bridge over troubled water I will lay me down
When you're down and out When you're on the street
When evening falls so hard I will comfort you
I'll take your part When darkness comes
And pain is all around
Like a bridge over troubled water I will lay me down
Like a bridge over troubled water I will lay me down
Sail on Silver Girl, Sail on by
Your time has come to shine
All your dreams are on their way
See how they shine If you need a friend
I'm sailing right behind
Like a bridge over troubled water I will ease your mind
Like a bridge over troubled water I will ease your mind
(和訳)
君が疲れて、しょげているなら
瞳に涙があふれているなら、僕がすべてふいてあげる
君のそばにいるんだ、辛い時だって 友達が近くにいなくても
荒れた海に架かる橋のように、僕が体を横たえるから
荒れた海に架かる橋のように、僕が体を横たえるから
君がうちのめされ 道で立ちすくんでいて
ひどい夕暮れになったら 慰めてあげるよ
君の代わりになる 暗闇が襲い 痛みでたまらないなら
荒れた海に架かる橋のように、僕が体を横たえるから
荒れた海に架かる橋のように、僕が体を横たえるから
銀の少女よ、出航するんだ
ついに君が輝く時が来た
夢がすべて実現するんだ
その輝きを見てご覧 もし友達が必要になったら
僕が後ろから船を漕いでついていこう
荒れた海に架かる橋のように、君の心に安らぎを与えよう
荒れた海に架かる橋のように、君の心に安らぎを与えよう
「明日に架ける橋」
原題:Bridge Over Troubled Water/作詞・作曲:ポール・サイモン/歌:サイモン&ガーファンクル