もつ煮でうさ晴らし

月曜日。初勝利を喜ぶ巻が表紙のエルゴラは買わなかった。

夕方6時過ぎ、港区大門の交差点で人と待ち合わせ。浜松町の駅から歩いていくと、いつものように煙をもうもうと上げていい匂いを風に流しているもつ焼き「秋田屋」があった。

その後会うことになっているのは勝手知ったる長い付き合いの仕事関係者。時計を見るとまだ時間がある。そこで「秋田屋」に入り、もつ煮でビールを軽く一杯やることにした。


芝大門・交差点際にある「秋田屋」のもつ煮は実に美味い

朝にキオスクでスポーツ新聞を買ったものの、サッカー欄は流し見しただけで終わりにし、バッグに入れてあった。それを取りだし、あらためて記事を眺めてみる。

磐田が清水との静岡ダービーを新加入の韓国代表FWイ・グノの活躍で3−0で勝ったこと。大分が神戸を相手に久しぶりに無得点を脱し2得点を奪うも、堅い守備陣が崩壊して3点を失い3連敗したこと。
どれもこれも今の東京にとっては関係があるような、ないような、そんな感じの印象だ。とにかく次節・大分戦、監督や選手はがむしゃらに勝つことを考えるのみ。これしかない。

待ち合わせ時間が近づいてきた。もつ煮の残りをすべてほおばり、ビールをグビリと飲み干して「秋田屋」の席を立った。さーて、そろそろ本格的に気持ちを切り替えよっと。