PSM/札幌に1−2で惜敗

沖縄で行われた札幌とのプレシーズンマッチ。現時点で判っているのは負けたことと、サワリ程度の内容でしかない。この時期に一番気になるのは結果よりも選手の動きなので、ものすごく観たい。この試合を主催する琉球放送の現地での中継番組をぜひMXで買ってもらい、夜にでも録画放映で……なんてことは到底あり得ない。残念。

東京にはご当地出身の赤嶺が所属することもあり、琉球放送ではこの試合のCMが頻繁に流れていたそうだ。プロ選手になってから初の郷里での試合。キャッチコピーは「昨シーズンリーグ戦で日本人選手第2位の12ゴール、島んちゅJリーガーの赤嶺真吾が帰ってくる!」みたいなベタな感じだったのだろうか。
祐介とのツートップで先発したが、残念ながらゴールならず、途中交代。怪我明けで、まだ完調ではないだけに仕方ない。でも心配はいらない。タフガイ(←古い表現だ)赤嶺のことだから、これから開幕までの間に人知れずベストな状態に仕上げてくるはずだ。
今夜は沖縄泊まりかどうかは知らないが、そうだとしたら親類縁者、あるいは旧友たちと束の間の楽しいひとときを過ごすのだろうか。カチャーシーでも踊って、気分をリフレッシュしてもらいたい。

先発GKはやはり怪我から復調したばかりの権田。2点目の失点はFKからで、手に触れながらも弾かれた悔しいゴールだったらしい。これを蹴ったダニルソンという選手はコロンビア代表の経験があるようだから、そこそこテクニカルなキックだったにちがいない。でも悔しかっただろうな〜。
開幕戦の先発が有力の権田。シオが復帰してきたとき、監督が「さて、どっちを使うべきか」と迷ってしまうぐらいに急成長してくれることを期待しよう。

東京の1得点は梶山のもの。今キャンプの間にゴールへの嗅覚が研ぎ澄まされてきた様子で、早くそのプレーぶりを自分の目で観たくて仕方ない。
観たいのは梶山だけに限った話ではなく、身体ががっしりしたという大竹も観たければ、目の色が変わったという平山も観てみたい。さらに新人・新加入のメンバーも観たい。早い話、FC東京のサッカーを観たくて仕方ないのだ。

年間チケットも届き、気分はますます高まるばかり。これは自分だけでなく、みんなそうなんだろうなあ。毎年のことながら、“あと2週間”というこの辺りが一番ジリジリするのである。