冒険が始まった/vs.鳥栖


一昨日の鳥栖戦後は新シーズン開幕と久しぶりのホーム勝利の喜びから、ついつい飲み過ぎてしまった。昨日は朝から頭はガンガン、体はダル〜の状態が夕方近くまで続く始末。酔った勢いで何かブログに書いたことを思い返し、読み返すと「!?」。記憶が薄い。こういうのは気持ちが悪いもんだ。第1節勝利の観戦記はもっとシャキッと書きたかったんだがなぁ。トホホ。でもいつもシャキッとしてないから、ま、いっか。

ともあれ、内容よりも何よりも勝つことが一番に求められただけに、結果には満足している。ほぼ無意識で書いた問題の前回エントリーで「よかったよかった」と書いていることには同意だが、その後に「とくに試合内容について書くことはないような……」というのは言い過ぎ。昨日、録画しておいたのを見直してあらためてそう思った。誰だ? 書いたのは(自分だ)。

前半はああいう散漫な感じの内容になったのは仕方ないのだろう。J2で迎える今シーズン開幕戦はどうしたって昨年までの開幕戦とは違った意味を持つわけだし、相手の鳥栖も気合いを入れて立ち向かってくるし。分かっているつもりなのだが、どうしても「まず先取点を」という気持ちが先立ってしまい、逆に相手のシュートがクロスバーを叩いたシーンには「イカン!」の文字が脳裏をよぎってしまった。

後半は言ってみれば東京ペースに転じた。平山の、いや谷澤のゴールが決まり、それ以降はますます鳥栖は東京のスピードについていくのが目に見えて難しくなってきていた。終わってみれば1-0というスコア通りで、まだまだ改善すべき点は多々あるのがよく分かった。鳥栖はJ2らしいプレースタイルながらもいいサッカーをしていたし、簡単には勝たせてくれない。



↑2年ぶりのスカパラライブ。開幕イベントはいろいろあったけど、やっぱりこれが一番かな



↑第1節からヤザワールド爆発、これからも頼むぞ!


この第1節では昇格争いのライバルといわれる京都・緑・横浜はは敗れ、湘南・千葉は勝った。「今年のJ2はレベルが高くなった」と言われている。実際のところ各チームの力を知っているわけではないし、始まったばかりなので何とも言えないが、絶対に言えることは「絶対に勝てるチームなどひとつもない」ということだろう。

録画を観て、初めてゴール裏最前列フェンスに“1年間お世話になります。J2なめてません”の横断幕があったことを知った。イケイケの方々の真意は不明だが、少なくとも僕は真面目に「なめたらあかん」と思っている。鳥栖戦前半のような相手のプレッシャーにモタつく展開を見て、よけいに今年1年どう勝ち抜いていくのかが楽しみになってきた。ワンサイドな内容より、少しスリリングな末の勝利の方が喜びは大きいってもの……ですよね!?

東京の勝利に合わせるかのように? 石川ナオがいきなり入籍を発表したり、長友がインテルで初ゴールを決めたり、村林前社長が都知事選出馬するとかしないとかだったり、東京応援者にとっては驚かされる話題がつぎつぎと飛び出してくる。新たな環境や生活に向けての冒険にはばたく東京ファミリーの春が始まった。

【2011 J2 第1節/味スタ/21,408人】 東京1-0鳥栖 [得点者/後半16分/谷澤達也