負けられない試合

こんな時間になって1日付のトーチュウ記事を遅ればせながら読み、メラメラと燃えてきた。内容はナビスコ準決勝清水戦を控えた城福さんの想いを綴ったものである。

《あくまでも攻撃的に勝利を狙う姿勢を強調した。スタイルの堅持こそ、最大の武器。》
そうだそうだ! あくまでも攻めるのみ。このスタイルにブレをきたしたら試合の勝利や、ナビスコのタイトルが遠のくばかりか、昨シーズンからずっと続けている城福サッカー、ムービングフットボールの進化をもストップさせてしまいかねない。

《東京という地でファンとともに決勝戦を戦いたいという気持ちは全員持っている。》
いいぞいいぞ! 準決勝を勝ち抜いたら、待っているのは11月3日、国立競技場での決勝戦だ。川崎、横浜、どちらが相手になろうとも、このスタジアムをホームと思う意識が高いのは間違いなく我が東京であることは間違いない。

僕自身の気持ちとしては、できれば川崎と決勝を戦いたいと思っている。今シーズンの多摩川クラシコでは2戦とも悔しい結果に終わっているだけに、この決勝で勝利を収めればその屈辱感は完全帳消しとなる。

おっと、かなり話が先走ってきてしまった。得意の捕らぬタヌキ話ですな。これだから真夜中の妄想は危険だ。そんなことよりも何よりも、明日のアウスタでのアウェイ戦で先勝し、日曜のホーム戦を迎えるように願うばかりである。

職場をスコーンと抜け出し、一路テレビ中継のある店へまっしぐら……と、うまくいくかどうかは定かではないが、頭のなかはすでにその時間、その場所に飛んでいる。いやあ、こんなモチベーションの高まり、ひさしぶりだなあ。