オリンピック代表、おつかれさん。

すでにグループ予選敗退が決まった日本にとって、オランダ戦は事実上の消化試合。対するオランダはこの試合に勝たないと予選突破できないので、100%真剣モードだ。この差が大きく出て、日本が防戦一方の展開になるかと思ったが、想像以上に締まりのある試合になった。

そりゃそうだ、このまま終わるんじゃあまりにもふがいない。北京に行っていったい何をしてきたの? そんな苦言を浴びせられてもおかしくない。でも負けた試合を振り返りすぎても仕方ない。この代表の面々の次なる目標はA代表選出に他ならない。そのためにも頑張るのだ。

結果は後半にPKを取られ、それが決まって0-1で負け。それでも前2戦よりはよかったように思う。攻める気持ち、点を取ろうとする気持ちが目に見えてあった。なでしこの奮闘ぶりに影響を受けたかな?(受けなさい!)

それでもやっぱり得点は入らなかった。ダメだなこりゃ。オーバーエイジ枠を使わない手はなかったし、枠反町監督のチームづくりや采配について苦言を語り出したらキリがない。オシムはこの結果をどう見るだろう。きっと叱るだろうな(ぜひとも叱ってほしい)。

とにもかくにも、北京五輪男子のサッカーは終わった。メンバーは明日木曜にさっそく帰国だそうで、おつかれさんです。

梶山、長友は土曜日の浦和戦のメンバーに入るのだろうか。元気者の長友はケガから立ち直り好調なようなので出るかも。梶山はサブかな。決して無理はしないでいいのだけど、2人とも五輪試合での苦い経験を糧にし、今まで以上にクラブの試合で活躍をしてもらいたい。