眠くなる…/プレシーズンマッチvs.クラブ・オリンピア/味スタ

25日から1週間近く不在だったため、マリノス戦には行かれなかった。でも試合内容は各種メディアを通し、だいたいの内容は想像がついていた――今回もまたグダグダの展開だったということを。

そんなネガティブな気分も、もしかして自分の目で観るとまた違った感想があるかも、と期待して友人が録画してくれたビデオを鑑賞した。するとあまりにも想像通り、いや、想像以上のひどさに、情けない気分になってしまった。結果はドローでも、試合内容は負けた浦和戦のほうがはるかによかった。よく走っていた。

とまあ、過ぎ去った話はもういいとして、親善試合のクラブ・オリンピア戦に急きょ行くことを決めた。これを逃すと、東京の試合は大分、名古屋と遠めのアウェイ続きで参戦できず、16日の浦和戦までサッカー観戦なしとなってしまう。これはさすがにツライ。禁断症状が出て、時間があればPCや携帯で各種サッカー関連サイトやブログ、ユーチューブなどを観ていくうちに時間が過ぎてしまう。



バタバタと仕事の段取りをつけ、明大前から京王線に乗り換えたのが18時半頃、味スタのゴール裏にたどり着いたのが19時ちょい過ぎだった。

で、試合。結果を先にいえば、たとえ相手のオウンゴールによる1点であろうとも、それを守って勝利し、メデタシメデタシ。カボレがまたもやPKを外していたけど、やっぱり上手くないのでしょうね。DFはモニが久しぶりにいい動きだったように見えた。よいことです。

オリンピアは、前半はどう見てもトップスピードのサッカーとは言い難い動きっぷり。だが後半になると本性を見せつけてくれる場面が多くなってきた。気合いが入ったときの動きは速いし、強い。さすがトヨタカップ2回出場のパラグアイのトップチームだ。レフリーの判定にはかなりムカついていたようだが……。

この試合、正直いってハーフタイムに眠気が襲ってきた。夜、蒸し暑くて寝苦しいせいか? 睡眠不足のようだ。観衆約6700人。座席の左右にはスペースに余裕があり、試合が始まってもチャントがあるわけでもない。「よしいけっ!」「勝負だ!」ぐらいの声と拍手とが響き渡り、選手の声やボールを蹴る音が聞こえてくる。

1杯目のビールを飲みきってもいないのに、なんだかまったりしてしまった。でも、この空気が何とも心地よい。久しぶりに昔のJFLサッカーでも観ているような、そんな感覚がよみがえった真夏の夜の国際親善マッチだった。