副都心線は開通したが・・・

地下鉄(最近は東京メトロっていわなきゃいけないのかな)に新しい路線、副都心線が14日に開通しました。埼玉の和光市から有楽町線に並行するかのごとく走り、途中小竹向原西武池袋線方面からの線路にも合流し、池袋〜新宿〜渋谷、と明治通りの下を南北に貫く路線です。

この工事、長かったですよ。伊勢丹の前なんか、いつも道路が鉄板状で、それが当たり前のようになってました。鉄板の上は雨の日には滑るんですよね。よくころんでいる人がいました。

それにしても、よくこのコースの地下鉄なんて造ったもんだというのが僕の印象。これは工事が始まる前の計画段階から今日まで変わっていません。はっきりいって、いらない。金のムダって感じ。背景には西武・東武・東急の利権がびっしりと絡んでいそうだわな。

それでもなんだかんだいいつつ、ちょうど西早稲田に用事があったので渋谷まで乗ってみました。当たり前だけど電車は新しいし、座席もきれい。ホームだってピッカピカ。

でも、まずいことに時刻表はまったく当てにならない。初日、2日目は終日遅れまくり。開業3日目の今日もやはり遅れていた。夕方以降にはとうとう運転を見合わせちゃったって。ダイヤが過密のせいか、他の私鉄線との待ち合わせが上手くいっていないんだそうな。ひどいもんですなぁ。

やっぱり造らなきゃよかったんじゃない!? なければないで、これまで通り山手線と埼京線で池袋〜渋谷間を移動するだけのことだし。まったくもう、東京は壊れていくばかりです。

路面電車を復活させた方がいいのになあ、と思ってしまうのは、僕だけでしょうか。